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予防歯科

細菌の塊、プラークはハミガキでは落としきれない

予防歯科毎日、朝昼晩でハミガキをしっかりしていても、必ず磨き残しが発生しています。実際日本人はほとんどの方が朝晩2回ハミガキをしています。自分では丁寧に磨いているつもりでも、歯間や歯ブラシの届きにくい部分には歯垢が残り、次第にそれらは塊となり細菌が繁殖しプラークとなっていきます。
プラークとは食物の食べかすではありません。
細菌と代謝物の塊であり、白色または黄白色のネバネバした物質で、1mgに1億個以上の細菌が存在していると言われています。
このプラークこそが、虫歯や歯周病を進行させる最大の敵です。
そして、プラークはハミガキでは落としきることができません。
歯科医院で取り除いてもらうしかないのです。

プラークがつきやすいところ

プラークがつきやすいところ

P.M.T.C(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

当院では、出来る限り数ヶ月に1回は、当院に通っていただき、これらプラーク、歯石の除去、ブラッシング指導などを行い、虫歯・歯周病の早期発見・早期治療および予防に努めています。
その中でも、P.M.T.C(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、歯科医院で行う専門的な歯のクリーニングです。
ケア中は、処置による痛みはほとんどなく、気持よく爽快感を得ることができます。
特に、歯周病の治療が思わった方、矯正治療中の方、被せ物やブリッジがある方、虫歯や歯周病を予防したい方には、3ヶ月〜6ヶ月に一度はおうけいただきたい専門ケアです。
P.M.T.C

1.プラークの染め出し

毎日のハミガキ時の磨き残しをチェックします。
磨き残しが起こりやすい部位を確認し、改めてブラッシング指導します。

2.歯を磨き上げる

微粒子研磨ペーストを用い、歯の表面や歯の根本の部分を回転ブラシなどでキレイに磨き上げます。
歯ブラシでは落とせない着色なども、これにより落とすことができます。

3.歯間を磨き上げる

デンタルフロスやチップを用いて、歯の間の汚れを取り除いていきます。

4.研磨剤をキレイに洗い流す

水や空気などで研磨剤などを洗い流します。

5.フッ素で歯質の強化

最後にフッ素を塗布し、虫歯を予防し、歯を強くします。

スケーリング

スケーリングスケーリングと歯みがきでは取り除けていない歯垢、歯石をスケーラーという器具を使って除去するケアです。

ルートプレーニング

ルートプレーニングルートプレーニングとは、歯茎や歯周ポケットに隠れた歯石や歯垢を、特殊器具を使用して除去するケアです。
スケーリングではとりきれない歯周ポケットの奥深くに入り込んだ歯石を除去します。
ルートプレーニングを行うことで、歯茎の炎症を抑え、歯周ポケットが深くなるのを防ぎます。定期的なケアが必要です。

歯周ポケットの測定

歯周ポケットの測定予防歯科治療では、歯のクリーニングのみならず、歯周病の進行度合いのチェックも定期的に行います。プローブという歯周ポケットの深さを図るものさしのようなものを用いて、すべての歯の歯周ポケットの深さを測定していきます。
定期的な測定により、前回の数値と比べて悪化していないか、改善しているかを見極めていきます。
歯周ポケットも、歯周病の初期であれば、定期的な予防歯科処置で改善しますので、できるだけ定期的にご来院ください。