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2022

8/24

【大人の役割】【親の心得】


 

皆様こんにちは。

ロシアのウクライナへの侵攻が始まって今日で半年。
力で何かを得ようとしたり、欲求を叶えようとするのは、小学校低学年位までかと思っていました。
小学校中学年も越してくると、話し合いと言うツールを得て皆で意見を言い合うようになります。
小学校高学年になると、自分と違う他者の意見に対してもはなから否定をせず、自分と違った考えを持つ人がいて当たり前と考えられるようになっていきます。
個人差は勿論あり、中にはそうでない人もいるのでしょうが、
多くの体験、経験から豊かな精神を育み、自分の意見をしっかりと持つなかで、相手の話も聞くことが出来るようになっていきます。今の小学校では段階を経て学びます。
そんな小学生の目に、今のロシアとウクライナの戦争はどんな風に映っているのでしょう…
多くの犠牲を払い、莫大な軍事費を使って、一体何が得られるのでしょう。
子供達に胸を張って語れる大人になりたいものです。
先ずは歴史を紐解く事から、悪い歴史が繰り返す事が無いように…

【大人の役割】って何でしょう…?

小さなお子さんも歯医者に来ます。
虫歯の子もいれば、矯正で来る子もいます。

外勤先で、怖がりな7才の男の子が矯正治療に来ました。いつも『それ何?』『何やるの?』『痛くない?』『歯、抜く?』…と言葉が弾丸の様に飛んで来ます。でも、その子の言葉を遮るように、『大丈夫だから、はい、お口開けて!』なんて絶対に言ってはいけません。そんな事を言おうものなら、発狂し、泣き叫んでしまいます。お付き添いの方も『少しは我慢しなさい!先生の言うこと聞いて早く口開けてやりなさい!』等と言おうものなら、治療は絶対に出来ません。

子供は不安に思う気持ちを上手く表現出来ません。
【子供の感情、特に不安や不快な感情を言語化して代弁してあげる】のが【大人の役割】なんです。

なので私も、自分が小さな頃の気持ちを思い出しながら『ここに寝転がると何だかドキドキするね。何されるのか分からないから余計に怖かったね。これからやることは、やる前に必ずお話するから、痛かったら止めるからね。』と言って始めます。

その子ももう中学3年生。身長も175㎝になりました。昔の話をすると恥ずかしそうにはにかみます。笑顔から綺麗な歯並びが覗きます。

小さかった頃の気持ちを忘れることなく、相手の気持ち、立場に立って、どうぞ子供の気持ちを代弁してあげてください。

秩父神社にある『親の心得』をご紹介して今日は終わりに致します。

赤子には肌を離すな
幼児には手を離すな
子供には眼を離すな
若者には心を離すな

子育て真っ只中。心にしみる言葉です。

副院長 矯正認定医 清水直子