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2022

7/25

7月は七夕🎋コロナ第7波 そして7才になったら…


 

皆様こんにちは。

7/6東京都のコロナ感染者数が8.341人と急激に増え、七夕🎋には、テレビでもコロナ“第7波”との見出しが。
その後、あれよあれよと言う間に22日には34.995人、過去最多を更新。
子供達の夏休み!3年目の夏…。
それにしても今年の夏は暑い。マスクはしなくてはならないし、コロナもどんどん増えてきているし、まだまだ続きそうですよ。
7/8お昼に安倍元総理銃撃速報が飛び込み、24日には桜島の噴火。そしてサル痘…今年の7月はまだまだ何があるか分かりません💦

さて、今日は『矯正は何才頃診て貰うのがいいの?』についてお話します。

乳歯列から永久歯列への交換は大体6才から始まり、前歯からほぼ順番に後方の歯へと交換していきます。
ですので、一番早く歯並びが悪いかな?と気付くのは6~7才頃なんです。

アメリカでは、【7才になると矯正専門医に歯を診て貰います】。文化の違いこそありますが、アメリカ人は殆どの人が矯正治療を受けます。これは日本では虫歯を治すのと同じの感覚です。勿論、日本と違って保険がききますが。

矯正治療をやる、やらないは関係なく、小さな頃の歯並びは、生活指導や咀嚼指導などでどんどんいい方向へ改善していきます。
乳歯列期に歯並びが極端に悪い子供は殆どいません。
しかしこの時期は反対咬合、まれに咬叉咬合の子供がいます。授乳期におっぱいの飲みが悪かったり、発音、発語で聞き取りづらい言葉がある場合、【舌ベロ】に問題がある場合が大いにあります。
ここで問題になるのは【舌のヒモ】=舌小帯と呼ばれるもので、舌ベロの運動を制御している大切なヒモです。このヒモの付着位置が悪かったり、極端に短い場合、舌の運動が上手く行えず、発語に問題が生じたり、反対咬合になったりします。
この状態で、歯の交換時期に突入してしまうと、歯並びはどんどん悪くなってしまうのです。
歯並びは、早い時期から、悪くなる兆候を見せ始めるので、この早い時期に気付いてあげることが大切です。

綺麗な顔だな✨という印象を受ける顔は、ほぼ左右対称な顔なのだそうです。しかし実際は完全なる左右対称な顔はありません。頭部に関しては器官は左右対称ですが、身体、特に内臓は左右対象の配置にはなっていません。
そして、年を取れば取る程、左右非対称な顔になっていき、個人差が出てきます。
何故でしょう?
ここでも生活習慣が関係してきます。
この大切な【正中線】も、始まりは6~7才からなのです。

上の歯の正中線がずれてしまう原因は、虫歯や外傷、指しゃぶり、爪噛み等様々ですが、左右の萌出に時間差がありすぎるとずれてしまう可能性があります。
一方下の前歯は、上の歯がズレる原因、+α 外力という要因が加わります。頬杖したり、うつ伏せ寝が癖になっていると、曲がる可能性が出てきてしまいます。

私の考えは、人が生きている間は毎日3食ご飯を食べるわけです(回数は人によって異なりますが)。私は食いしん坊なので、ご飯は美味しく食べたいわけです。そして、美味しく食べて健康ならなお嬉しいわけです。
【良い歯並び】=【効率良く噛むことが出来る】=【健康】=【綺麗】嬉しいですね。

『7才になったら一度矯正専門医に歯を診て貰いましょう』
これが、私の答えです。

副院長 矯正認定医 清水直子